「青蓮」のようなスリランカ(Sri Lanka lifestyle)
青色の蓮の花は、スリランカの国花
天を仰ぐ「青い蓮(ハス)」は、スリランカを象徴しています。
スリランカは日本と同じ「仏教国」であり、様々な困難を乗り越えて来た国です
Sri Lanka (スリランカ)とは、インド洋に浮かぶ光輝く島。
多様性に満ちた、スリランカ情報をお伝えします
ゆるやかに時が流れる国
Sri Lanka
「Blue Lotus」とは、青色の蓮の花。
Sri Lanka(スリランカ)の国花でもあります。
その国花に象徴されるように、日本と同じ仏教国です。
インド洋に浮かぶ北海道より少し小さな国 Sri Lanka (スリランカ) 。
インドの南東に位置し、「光輝く島」「インド洋の真珠」とも言われています。
川面に続く平原を象が群れをなし悠々と歩いて行きます。
どこまでも高く広い青空で鳥はのびのびとさえずります。
そのような光景を、人々はごく自然に眺めています。
スリランカには、今の日本人が忘れてしまった
温かい心があるように思えるのです。
★スリランカに救われた日本★
1945年(昭和20年)第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、
いくつかに分断されようとしていました。
それを救って下さったのが、
スリランカ(当時セイロン)のジャヤワルダナ元大統領です。
「サンフランシスコの講話会議」で、
ジャヤワルダナ大統領は、このように述べられました。
Hatred Cease not by Hatred,
but by Love.
(憎しみは憎しみによって消えるものではない。
慈悲によってのみ消え去る)
仏教国であるスリランカ。
この仏教の教えの言葉を元に、日本は救われたのです。
元ジャヤワルダナ大統領は、死後、
「自分の目の片方をスリランカ人に。
もう片方の目を日本人に」
という、お言葉を残されました。
ジャヤワルダナ大統領は、自分の愛した両国の繁栄を、
死後もこの目で見たいと願われたのです。
スリランカ大統領の言葉に心打たれた首脳陣
1945年、第二次世界大戦後、日本は4つに分断されようとしていました。
これを救ったのは、当時のスリランカ大統領です。
スリランカといえば、北海道より小さな国であり、世界的な権力も乏しかったでしょう。
その大統領の言葉が、サンフランシスコ講和条約に出席していた大国の首脳陣の心を捕らえました。
その時のスリランカ大統領に、神が降臨して来たかのように
大国の首脳である出席者に感銘を与え、
日本の分断を免れた演説をしたという事は、
本当に稀有(けう)な事です。
それだけ、人間の本質に迫る言葉であったのでしょう。
宗教・経済力の違いなど関係なく、
『人は人の心』で動かされるのです。
スリランカの歴史
スリランカは、紀元前5世紀に誕生。
紀元前3世紀に仏教が伝わり人々に広まりました。
「セイロン」と言った方がわかりやすいかもしれません。
元イギリス領であり、「セイロンティー」で有名な「セイロン」です。
それ以前にも、13世紀にはインドからの侵入。
マルコポーロの来島。
15世紀、島の中央部にキャンディ国が成立。
16世紀にはポルトガルの植民地となり、
(ポルトガル領セイロン 1505~1658年)
17世紀にはオランダの植民地となり
(オランダ領セイロン 1658~1796年)
18世紀には
(イギリス領セイロン 1796~1948年)
と、様々な国の植民地でありました。
1948年、イギリスから自治領となり独立。
しかし、1983年~2009年の長い期間、
スリランカ国内で、同国人であるタミル人とシンハラ人との「内戦」がありました。
歴史のある国ながら、かなり大変ご苦労された国でもあります。
(詳しくはスリランカWikiでご覧ください)
「日本の美と心」
HP
https://japanese -heart.themedia.jp/
日本文化のHPを制作中です。