Concept
Blue Lotus「青蓮」は、スリランカの国花。
スリランカを紹介するサイトです。
スリランカの正式名称は、「スリランカ民主社会主義共和国」。
仏教徒が約8割を占め、性質穏やかで日本人と似ています。
現在のスリランカは、観光やダイビングなどリゾート地としても大人気の観光スポット。
しかし、それ以前に、スリランカには大変な歴史がありました。
Sri Lanka (スリランカ) を知ろう
スリランカ国旗の意味。
スリランカ民主社会主義共和国の国旗は「ライオン旗」と呼ばれています。
緑はイスラム教。オレンジ(サフラン色)はヒンズー教を表しています。
剣を持つライオンは、この国のシンハラ王朝以来のシンボル。
この「ライオン」はかつてあったシンハラ王朝由来のものを意味します。
シンハラ王朝は、ライオンの子孫が建国したという建国神話があります。
ライオンの図案は、シンハラ人最後の王朝であるキャンディ王朝の国旗のライオンの図案と同じものです。
四隅の葉は菩提樹で、この国の70%をしめる仏教徒を表しています。
民主社会主義とは?
「民主社会主義」とは?
民主主義と社会主義は相反するものですが、民主社会主義とはどのような意味でしょう。
<ウィキペディアより>
民主社会主義(みんしゅしゃかいしゅぎ、英: democratic socialism)とは、革命を否定し、議会制民主主義の中で社会主義の理想を実現しようとする、中道左派の穏健な社会主義思想であり、社会民主主義の捉え方の一つである。資本主義社会の「改良」を訴え、階級闘争を否定するのが特徴。
様々な考え方のある社会民主主義からマルクス・レーニン主義の考え方を否定し、階級政党ではなく国民政党として議会政治をさらに尊重する立場をとる。19世紀末にドイツのエドゥアルト・ベルンシュタインらが使用し始めた言葉で、イギリスのフェビアン協会なども含まれる。民主社会主義者としてはケア・ハーディ,ハロルド・ラスキ,エドゥアルト・ベルンシュタイン,クレメント・アトリー,サルバドール・アジェンデ,フランク・ザイドラーが知られている。
用語としては1951年6月に社会主義インターナショナルが、『フランクフルト宣言』(『民主的社会主義の目的と任務』)として採択した。日本では民主的社会主義(みんしゅてきしゃかいしゅぎ)とも呼ばれ、民社党が標榜した。
スリランカの国花
スリランカの国花が青蓮の意味
スリランカの国の花「青蓮(Blue Lotus) は、シンハラ語で「マーネル」と呼ばれる青蓮です。
スリランカ国内すべてで見る事ができ、紫がかった青色の幾重にも重なった花です。
浅瀬などで咲く清楚な花です。古くからの儀式に利用している花であったとされ、
多くのサンスクリット文学にも登場します。清楚な花で「真実・清浄・秩序」のシンボルとされています。
「蓮」は日本の仏教でも代表とされる花です。
また、泥の湿地帯から出でる花であり、イギリスをはじめ多くの国の植民地となっていた事から、
独立を果たした象徴の花であるともいえるのではないでしょうか。
スリランカの国花は「青蓮」です。
それで、このHPのタイトルと「Blue Lotus」をしました。
「スリランカ」と直接に表示しない方が良いかと。なんだか、ちょっと秘密めいていていいかと思いました。
☆「蓮(はす)」と「睡蓮(すいれん)」は違う品種です。蓮の葉は葉の一部が二つに分かれています。
また、茎が短く真っすぐ花が上に向き咲いています。睡蓮は茎が長く花が下に垂れ、その様子が眠っているように見える 事から睡蓮と呼ばれるのかもしれません)
スリランカとは①
スリランカの国民性とダンミカ全権特命大使
2019年末で日本での任期を終えられ、スリランカに帰国された、
元全権特命大使「ダンミカ・ディサーナーヤカ」様。
数年前に高輪にあるスリランカ大使館に入った時に驚いた事は、
大使館という敷居の高さの感じが全くなかった事です。
スタッフの方は丁寧な応対ですが、威圧感がなく気さくでフレンドリーな方々でした。
大使の部屋に通された時も、窓際の大きな机に座っていらした大使が、
私たちが部屋に入ると、立ち上がり近くに寄られ、とても気さくににこやかにご挨拶をしてくださいました。
大使のお人柄なのでしょうか。
これが、スリランカの国民性とも言えるのではないでしょうか。
素直で明るくて気さくで、かつまた、優秀な方で日本語も流暢で。
100%の人間性を持った方でした。
それに、とても日本を愛してとても親しんでいらした感じがしました。
お父様が映画監督で、大使自身も留学生時代に「山田洋二」監督の「男はつらいよ」シリーズの助監督を経験なさったそうで、大使にはアーティストとしての感性もお持ちです。
(ですから、ユーチューブでの動画が多いのでしょう)
素晴らしい方です。
今は母国スリランカで、国政関連のお仕事をなさっているのかもしれません。
このような方がスリランカを治めるのであれば、スリランカは安泰でしょう。
ダンミカ全権特命大使任命の時
スリランカの在日全権特命大使の任命式。
大変に素晴らしい式典です。
このように大変優秀で、お偉い方であるのに、とても気さくで穏やかな大使です。
2020年には、スリランカ国のお仕事をなさるのでしょう。
2019年末に帰国されました。
大使は日本語で「パ二ワラル」という本を出版されていらっしゃいます。
日本人も彷彿とさせる文章です。
ダンミカ大使は、本当に優秀で感受性の豊かな方だったのでしょう。
ダンミカ大使ファンの私としては、帰国なさったのがとても残念です。
「パ二ワラル」とは、スリランカのお菓子で、大人の指程の太さでくるくる巻の棒状のもの。
ダンミカ大使は、この「パ二ワラル」というお菓子が大変にお好きだったようです。
大好きな日本という意味ではないでしょうか。
帯と前書きは、今や時の人である「隈 研吾」さんが書かれています。
ーその優しい人柄は、スリランカという場所と一体のもののように感じられたー隈研吾
これが、ダンミカ大使が子供の頃からよだれが出るほど大好きだった「パ二ワラル」というお菓子。
この味や形などは、地方またはお家によって違うようです。
油であげて、蜂蜜などをつけて。日本でいえば「かりんとう」のようなものでしょうか。
スリランカ大使館のようす
スリランカ大使館は、港区高輪の住宅街にあります。
大使は、スリランカでもマスメディア関連のお仕事をなさっていらして、
日本のインタビューにもたくさん出演されています。