About Sri Lanka

スリランカの概要

スリランカは、インドの南東に位置し、

北海道の4分の3程度の大きさの国です。

首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ

          (長い名前ですね)

イギリス領の「セイロン」時代は

首都は、キャンディ市でした。

キャンディ市との姉妹都市は日本の「大分県臼杵市」です。

気候は高温多湿。


言語は「タミル語」と「シンハラ語」。

英語はその共通語として話されます。

教育は高校生まで無償で受けられます。


「スリランカ」の国名の由来

スリランカ」とは、シンハラ語で「聖なる光り輝く島」という意味です。


英国領土であった時の「セイロン」は「ライオンの島」の意味。

国旗にライオンらしき動物があるのはそのせいなのでしょう。

スリランカでは、「シンハラ語」を話すシンハラ人と、

タミル語」を話すタミル人に大きく2つに分かれます。

シンハラ人とタミル人はお互いが何を話しているのかわからないらしく、

やはり言葉の壁があり、約30年にも及ぶ内戦が続きました。

しかし、終戦後は、経済成長し、美しく教育面でも、高等学校まで無償という恵まれた環境です。

シンハラ語

ශ්‍රී ලංකා ප්‍රජාතාන්ත්‍රික සමාජ

වාදී ජනරජය


タミル語」

இலங்கை சனநாயக சோஷலிசக் குடியரசு


(う~~ん。あまり違いがわからないけれど、シンハラ語の方が簡単そう)


ちなみに、スリランカ(輝く島)という言語はシンハラ語です。

シンハラ人(約7割)はほとんど、仏教徒。

タミル人(約2割)はヒンドゥー教徒が多く、

キリスト教やイスラム教徒が1割位の割合でいます。


シンハラ人は都会的なイメージで、タミル人は純朴なイメージが多いそう。

その、民族間の壁は今でもあるようです。

タミル人とシンハラ人はお互いに何を言っているのかわからず、共通語は英語。

<スリランカの人の国民性>

みんな、穏やかでのんびりした感じの人が多いです。

各国、色々な人がいるけれど、真面目で親しみやすくいいい人が多いようですね。

<スリランカ出身の日本の有名人>

ウィイッキーさん。

 (日本テレビで朝の情報番組で日本人に英語で話しかけていて、お茶の間で大人気となりました。

  スリランカのイベントでもよく出演されます)

にしゃんたさん。

 (Mr.ダイバーシティと呼ばれ、お笑い・落語・タレント・政治家・大学教授など様々な顔をもっています。

  スリランカの30年に及ぶ内戦の事にも情報発信して下さり、ジャーナリストと言ってもよい素晴らしい方です)

  

<日本との関係>

日本との関係は非常に友好的です。

[対日貿易]日本の輸出:961.4億円

(主要品目:自動車、一般機械、繊維用糸・繊維品)、日本の輸入:303.6億円(主要品目:紅茶、衣類・同付属品、魚介類)※参考資料2016年1月 / 外務省HP・各国地域情勢

[日本の経済協力]

スリランカへの主要援助国は1位中国、2位日本、3位インド。援助実績は2013年までの累計で(1)有償資金協力は約9516億円(E/Nベース)、(2)無償資金協力は約2046億円(E/Nベース)、(3)技術協力は約731億円(JICA経費実績ベース)。 ※参考資料2016年1月 / 外務省HP・各国地域情勢


通貨と日本円と比べての価値

通貨は、「ルピー」。

インドもルビーですが、スリランカは「スリランカ・ルピー」です。

1スリランカ・ルピーは、0.7~0.8円。

レストランの食事は、ひとりあたり約200ルピー(約160円)。

タクシー1Kmは、40ルピー(約32円)。

日本の物価に比べると、かなりお安いですね。

10分の1くらいでしょうか?

ホテルの宿泊費は、そこまではいかず、もっと高いようです。

また、観光地の入場料は日本のように高いようです。

この物価の安さも観光客からの人気のひとつでしょう。

交通の面では、バスでも鉄道でも、日本のように時刻通りには来ません。

日本が特別なせいでしょう。

農村では、バスを持つ長い行列ができ、バスは必ずと言っていいほどパンクを

起こすようです。

しかし、そこがいいのですよね。

のんびりとした、田舎の村。

(失われた日本の昔のようで)


スリランカは、年々経済成長をし、物価も高くなっています。

100円を75ルピーで換算して、日本の物価と比べて紹介します。


<家賃>

・大都市コロンボから車で30分ほどの近郊で、キッチン・トイレ・バスタブなし、寝室2つで、

 月4万円ほどです。

<光熱費>

ガス 月約1400円ほど。

水道 500円~1000円。(井戸水も使用)

電気 3000円。

ガソリン代 1リッター100円。(車社会なので月に約1万円ほど使います)

食費 月3万円。(目安 二人分)

外食費 その人の生活によって違っていますが、1000円~5000円。

    ファーストフードなどは、日本とそれほど価格の割合は違いませんので高くつきます。

大都市コロンボ

スリランカで一番栄えている都市はコロンボです。

国の南西に位置し、海岸に面しています。

高層ビルが立ち並び、海岸には大勢のレジャー客でにぎわっています。

レジャーとして、スリランカは世界的に大人気です。

大都市コロンボでは、都会のビジネスマンが働き、また、旅行客も立ち寄る大都市です。

カントリーサイド(農村)

スリランカへ旅行した人に「の行進は見られたか?」というのが、よく出る会話です。

は仏陀の国「スリランカ」のシンボルであり尊重されています。

仏陀の行事にも、「」の上に神仏を載せ、神殿に運ばれます。

古都 キャンディー市

キャンディ市はシンハラ王朝最後の都が置かれた町です。

スリランカのほぼ中央に位置する山地です。

★(日本の姉妹都市は「大分県の臼杵市」です。キャンディ市の山の農村であり大きな仏像があり、

大分県でもそのような土地であり、似ている所が姉妹都市となった由来のようです)

その山の斜面には「セイロンティー」として有名な茶畑が段々畑のようにつらなります。

イギリス領であった「セイロン」時代までの首都でもありました。

(一説には、はじめはコーヒーを栽培しようと思いコーヒー畑であったが、

 土壌が合わずに「紅茶」の栽培となったという説もありあます)



キャンディ市は、街全体が世界遺産として登録されています。

日本でいえば、京都や奈良の古都という感じです。


キャンディ湖という人造湖のほとりに美しく整備された街並みが広がります。

品格のある落ち着いた街並みキャンディの中心部には、コロニアル風の白い壁の建物が多く見られます。


キャンディ湖の向こうに仏歯寺が見え、二重の屋根がかかっている位置に、「仏陀の歯」が安置されています。


仏歯は、スリランカの王族によってインドから持ってこられた物だで、その様子を表すレリーフや壁画などがあります。

大変歴史のある格式高い寺院です。

年に一度、8月に行われるペラヘラ祭りの際には、仏陀の歯が象の背中に乗ってキャンディの街を練り歩きます。

仏歯は仏歯寺の中で象に乗せられるので、入口は象が入れるように高い天井となっています。

農村では主に「紅茶」の茶葉が栽培されています。

また、スリランカの女性は手先も器用で、裁縫も得意とし、

洋服や小物など様々な物を作っています。

その手作り感のある小物もいい感じです。

産地でもあります。


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