冬枯れの軽井沢 (その1)
晩秋の旧軽の景色を見たくホテルを予約したが、
突然の事情でキャンセル。
12月の初旬の旧軽井沢の滞在となった。
車で、都内より軽井沢へ。
碓氷峠のカーブを走りたかった。
碓氷峠は私の好きな小説に出てきたので、
好きな所だった。
その後の軽井沢への道路は平たんでまっすぐで
本当に走りやすい。
ホテルは、軽井沢の本道りから少し入った所にあった。
こじんまりとしてとてもセンスよい空間をもたらしているホテル。
旧軽銀座までは歩いて10分位というので、ちょうどよい立地である。
旧軽銀座でお昼にそばを食べ、チェーン店で有名なコーヒー店に入った。
2階の窓際のテーブルに座る。
私は「ブルーマウンテン」。
パートナーは「モカ」を注文した。
2つのコーヒーを運んできたお店の方が
「ブルーマウンテンは、オノヨーコさんが好きで、
モカはジョン・レノンと息子のショーンが好きだったのですよ」
と、言われて驚いた。
『私、オノヨーコ? ジョン・レノンとショーンの方が好きなのに・・・』
と、ちょっと残念。
ブルーマウンテンはもちろん何も入れずに、ブラックで。
舌に染み込むような酸味がたまらない。
きっと、ジョン・レノンとショーンは
モカにミルクを入れたのではないだろうか。
そのコーヒー店には、ニューヨークに住むオノヨーコが
わざわざ、ここのコーヒーを飲むために年に一度訪れると話していた。
きっと、ジョン・レノンとショーンと3人の素敵な思い出のある店なのだろう。
今日は、12月8日。
ジョン・レノンがダコダで亡くなった日だ。
ジョン・レノンは世界の人々に争いをやめ
みな仲良く生きようと歌で提唱し続けていた。
それが、ジョン・レノンがこの世に生まれた使命で会ったのかもしれない。
ジョン・レノンの願いは今も叶えられない。
でも、人は生きている限り、平和を提唱し続け、
生きなければならないのであろう。
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