アジアの男の子
東京駅から、総武(快速)線へ。
千葉市に行くことになり、
東京駅から、快速総武線のホームへ行きました。
以前は千葉市に住んで、仕事場は東京にあったので、懐かしいホームです。
また、路線は伸びているのに、ホームは昔のまま。
成田まで繋がっているのになぜなのでしょう。
から出発するこの電車は、錦糸町から地上にでます。
窓の外の風景は、あまり変わっていません。
確かに、建物は多くなったけれど、
東京から市川市に入る川は今も変わらすに素敵です。
下総中山の辺りもあまり変わっていません。
懐かしいし、ホットしますね。
人が住むのには、やはりこの辺りが良いみたいです。
ですから、通勤時はとても混みます。
私もかなり毎朝ハードでした。
帰りの電車で、各駅停車の総武線に乗りました。
稲毛駅あたりで、「アジア人」と思われる
ちょっと、肌の色の黒い男の子が二人、大きなスーツケースを持って
乗り込んできました。
「すみません」「ごめんなさい」と
周りの乗客にも話し、マナーも良いので
『きっと、育ちのよい裕福な環境で育ってきたのだろう』
と、笑いあう二人を見て微笑ましく思っていました。
数駅後に、あまり感じの良くない日本の女の子がその横に座りました。
すると、二人の男の子は急に端の座席に詰め、
先ほどのやわらかな表情は無くなり、
黙って携帯のゲームを始めました。
その、表情は、何の感情も感じられない硬いものでした。
すると、よく見る、アジアの人になってしまうのですね。
『心』を閉ざす。
すると、人はこんなにも変わってしまうのでしょうか。
そのアジアの男の子は、
西船橋駅で無表情で降りて行きました。
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